晴れたそらの随に浮かぶ

幾千粒の色の炎

私はそれをた摘んでゆく

それが花とはつゆ知らず

おまえの生命をくださいな

そらの彼方に放ちましょう

ひとつひとつ糸を紡ぐように

タリ　タリ…

晴れたそらの随にみえる

幾千粒の色の炎

私はそれを辿ってく

どこに行くのか知りもせず

この光をあげましょう

道しるべになるのならば

ひとつひとつ編み上げるように

タリ　タリ　タリ　タリ…

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